温泉療法の効果と種類

温泉療法のひとつに、昔から行われてきた「湯治」があります。昔は、農作業の後に何日かかけて健康増進や疲労回復などを目的として行われてきました。
医学の発展していなかった昔は、「温泉」に行くこと自体が治療だったので、湯量が豊富な別府などは昔から治療のために利用されたりしていました。
現在でも湯治宿があります。

「湯治」とは、長期にわたって宿に宿泊して、体の自然治癒力を高め、病気を治したり、健康増進を図ることが目的で行われます。
大体、三週間とか1ヶ月とかの期間を逗留して入浴するとよいとされています。
年に1~2回行うと、健康増進や心身のリフレッシュに良いとされています。体を根本から体質改善していくという目的で行います。
宿には、自炊するところや、食事を出してくれるところなどいろいろあります。
最近では、生活習慣病とか、ストレスが原因の病気が増えてきたこともあって、この「湯治」が見直されてきています。
湯治を行うときは、できれば医師と相談して決めるほうがいいですね。今ではこのようにまとまって休みをとることができにくい社会になっていますが、ちょっと憧れてしまいますね。

代表的な湯治場は以下のところです。機会があればぜひ体験してみてください。
・酸ヶ湯(青森県)
・玉川、乳頭郷(秋田県)
・大沢、鉛、金田一(岩手県)
・鳴子(宮城県)
・肘折(山形県)
・草津(群馬県)
・三朝(鳥取県)
・俵山(山口県)
・鉄輪(大分県)
・出湯(新潟県)
また、温水の中は陸上と比べて浮力や水力、温熱やマッサージ効果もあるので、リハビリテーションには最適です。それに、ミネラルやマグネシウムなどの成分が体によい影響を与えるので、リウマチや神経痛などにも効くのでさらに相乗効果をあげるのです。
温泉病院・診療所には、温泉医という医者もいます。これらの病院は、リハビリテーションのために利用されていることが多く、健康保険も使えます。